2025年5月、東京都墨田区にて、自動火災報知設備の更新工事に伴う石綿含有建材の事前調査を実施しました。管理人室の壁材を対象にJIS規格に準拠した分析を行った結果、アスベストの含有は確認されませんでした。
調査概要
調査年月
2025年5月
調査場所
東京都墨田区
依頼者
自動火災報知設備の更新工事を予定されている企業様
調査内容
調査対象箇所
躯体壁の壁材
使用された調査方法
目視調査、サンプリング、JIS A 1481-1に基づく偏光顕微鏡による定性分析
調査結果
アスベスト含有の有無
含有なし
分析結果
含有なし
検出されたアスベストの種類
含有なし
写真
採取前写真

採取中写真

採取後写真

調査のポイント
依頼の経緯
法律により、リフォームや設備更新工事時には、対象建材にアスベストが含まれていないかの調査が義務付けられています。本調査もその一環として行われました。
調査の必要性
仮にアスベストが含まれていた場合には、封じ込めや除去工事、行政への届出が必要となります。
本件のように自動火災報知設備の外しまたは新規取付を行う際は、躯体壁のアスベスト事前調査が必要です。
分析結果
分析の結果、アスベストが含有されていませんでした。
アスベストバスターズの分析結果は、層別の建材の分析結果が分かります。
本件で採取した壁面の層別分析結果は以下の通りです。
下地(ライトグレー色)・・・含有なし
現地調査と対応
現地では有資格者が立ち会い、必要な箇所の検体採取を迅速に実施しました。写真付きの報告書は、法的な書類提出やガイドライン準拠に対応した形式でご提供しています。
また採取箇所が躯体壁のため、自動火災報知設備の盤に開いている穴から採取しました。
壁面のボードに穴を開けてその奥から躯体壁を採取するとなると開けた穴が目立つ形になってしまいます。
本件のように、極力目立たないように採取することも可能ですので、事前のお問い合わせの際や現地での検体採取時にご相談ください。
アスベストバスターズには多数の専門スタッフがいますので、不安な点などありましたら何でもご相談ください。
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