2025年4月、東京都品川区にて、3階建てオフィスビルの屋上の防水材に関する石綿含有建材の事前調査を実施しました。目視調査、サンプリング、分析検査の結果、アスベストは含有なしと判定されました。
調査概要
調査年月
2025年4月
調査場所
東京都品川区
依頼者
フェンス設置工事を予定している法人様
調査内容
調査対象箇所
屋上の床の防水材
使用された調査方法
目視調査、サンプリング、偏光顕微鏡による分析(JIS A 1481-1準拠)
調査結果
アスベスト含有の有無
含有なし
分析結果
含有なし
検出されたアスベストの種類
含有なし
写真
採取前写真

採取中写真

採取後写真

調査のポイント
依頼の経緯
フェンス設置工事に先立ち、関係法令に従ったアスベスト事前調査が必要となるため、ご依頼いただきました。
調査の必要性
建築物の改修・増設工事を行う際には、対象となる建材にアスベストが含まれていないかを確認する義務があります。
調査結果によっては、アスベストの封じ込めや除去工事、手続き・書類の整備も求められます。
工事に関わる建材のアスベスト含有の可能性
防水材や接着剤といった屋上の床材には、かつてアスベスト建材として使用されていたものもあり、事前のアスベスト調査が必要です。
耐水性に優れたアスベストが屋外や水気の多い箇所に使用されていることは多く、アスベストバスターズの過去の調査でも含有は比較的多いです。
分析結果
分析の結果、アスベストは含有されていませんでした。
アスベストバスターズの分析結果は、層別の建材の分析結果が分かります。
本件で採取した床面の層別分析結果は以下の通りです。
塗材(灰色)・・・含有なし
ゴム質(黒色)・・・含有なし
接着剤(赤色)・・・含有なし
下地(ライトグレー色)・・・含有なし
現地調査の特記事項
調査箇所が不明な場合も安心
図面がない場合でも、アスベストバスターズ専門のスタッフが現地で必要箇所を確認し、適切な検体を採取・分析いたします。
まずはアスベストバスターズにお問い合わせください。
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