2024年11月、栃木県宇都宮市にて、6階建て店舗ビル屋上のキュービクル土台の基礎部分の石綿含有建材事前調査を行いました。目視調査、サンプリング、分析検査の結果、アスベストの含有がないことが確認されました。
調査概要
調査年月
2024年12月
調査場所
栃木県宇都宮市
依頼者
電気設備の改修工事を行う企業様
調査内容
調査対象箇所
6階建て店舗ビル屋上のキュービクル土台の基礎部分
使用された調査方法
目視調査、サンプリング、分析検査
調査結果
アスベスト含有の有無
含有なし
分析結果
含有なし
検出されたアスベストの種類
含有なし
写真
採取前写真
採取中写真
採取後写真
調査のポイント
キュービクルの撤去・設置工事のため、土台の基礎部分を調査・検体採取しました。
調査の必要性
基礎部分に一般的に使われているコンクリートの中でも、純粋にセメント・水・砂利・砂のみで構成されているものにはアスベストは含まれていません。
仕上表で建材を確認するのが望ましいですが、本件は仕上表がなく、アスベスト不含有の可能性が書類で確認できないため、調査が必要になります。
アスベスト不含有の建材に関して
アスベストが含まれていない建材は多種あります。⇒参照:アスベスト非含有建材一覧
アスベストが含まれていないと思われる建材を、「アスベスト含有なしのため調査は不要」と判断するには仕上表などでの書類確認が必要になります。
しかし、多くの場合、建物が古い、または何度も改修工事をしているなどの理由から書類が残っていない場合があります。
アスベストが含有されていないことが書類で確認できない場合は、
①アスベストが含有されているか事前調査を行う
②アスベストが入っているとみなして工事を行う
上記のいずれかが必要となります。
②のみなし工事は、通常工事に比べ費用面でも高額になります。
事前調査を行うことで費用を抑えることが可能です。(本件ではアスベスト含有なしのため、通常工事)
現地調査・採取に関して
ご担当者様の現地同行が難しいため、調査者が単独で調査・検体採取しています。(オーナー様の了承済み)
調査対象箇所を事前にご案内いただければ調査者単独でも調査・検体採取可能です。
どんな事でも構いませんのでお気軽にご相談下さい。
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