2024年10月、東京都台東区にて、4階建て店舗ビルの1階テナントフロアの石綿含有建材事前調査を行いました。目視調査、サンプリング、分析検査の結果、アスベストの含有がないことが確認されました。
調査概要
調査年月
2024年10月
調査場所
東京都台東区
調査内容
調査対象箇所
4階建て店舗ビルの1階テナントフロアの天井、壁、床
使用された調査方法
目視調査、サンプリング、分析検査
調査結果
アスベスト含有の有無
含有なし
分析結果
含有なし
検出されたアスベストの種類
含有なし
写真
採取前写真
採取中写真
採取後写真
調査のポイント
テナント様退去時の原状回復工事のため、天井・壁・床の計3ヶ所を調査・検体採取しました。
退去時に必要な原状回復工事
テナント様には退去時に原状回復義務が発生します。
退去前に原状回復工事を行ってから、鍵や物件の返却手続きをします。
”原状回復義務”とは・・・借主が契約終了後に、借りた部屋を借りた時の状態に戻し、大家様に返還する義務のことです。
アスベスト含有の可能性がある建材
本件で採取した建材とアスベスト含有の可能性は以下です。
①【天井】岩綿吸音板と石膏ボード(2枚張りのため)
⇒ボード自体にアスベスト含有の可能性があります。
②【壁】石膏ボード
⇒ボード自体にアスベスト含有の可能性があります。
③【床】塩化ビニールシート
⇒シート自体と接着剤にアスベスト含有の可能性があります。
上記にアスベスト含有の可能性がありますので、工事関係箇所のアスベスト調査が必要です。
調査の必要性
原状回復工事が必要な箇所に関してはその建材ごとのアスベスト調査が必要です。
建材そのものだけでなく、接着剤にもアスベストが含有されている可能性がありますので、要注意です。
検体採取に関して
アスベストバスターズでは、採取した検体の分析と報告書の作成を合わせて、通常約1週間で完了します。
本件は特にお急ぎでしたので、採取日の4日後に報告書を提出しています。
通常時に比べ、プラス費用は掛かりますが、本件の様に短期間で調査・検体採取から報告書提出までが可能です。
お急ぎの際、まずはお気軽にご相談下さい。