2024年11月、埼玉県さいたま市にて、7階建てオフィスビルの石綿含有建材事前調査を行いました。目視調査、サンプリング、分析検査の結果、アスベストの含有がないことが確認されました。
調査概要
調査年月
2024年12月
調査場所
埼玉県さいたま市
調査内容
調査対象箇所
7階建てオフィスビルの天井、壁、巾木、床
使用された調査方法
目視調査、サンプリング、分析検査
調査結果
アスベスト含有の有無
含有なし
分析結果
含有なし
検出されたアスベストの種類
含有なし
写真
採取前写真
![アスベスト調査における検体採取時の画像のひとつで検体採取前の画像](https://asbestos-busters.com/wp-content/uploads/2024/12/採取前画像-5.jpg)
採取中写真
![アスベスト調査における検体採取時の画像のひとつで検体採取中の画像](https://asbestos-busters.com/wp-content/uploads/2024/12/採取中画像-4.jpg)
採取後写真
![アスベスト調査における検体採取時の画像のひとつで検体採取後の画像](https://asbestos-busters.com/wp-content/uploads/2024/12/採取後画像-4.jpg)
調査のポイント
事務所の改装工事のため、天井・壁・巾木・床の計4ヶ所を調査・検体採取しました。
パーテーションの設置が主な工事内容で、施工型パーテーションの場合は天井・壁・巾木・床などの調査が必要になります。
建材のアスベスト含有の可能性
以下の通りです。(本件の4ヶ所採取分)※今回は全てアスベスト含有無し
①【天井】岩綿吸音板と石膏ボード(2枚張りのため)
⇒ボード自体にアスベスト含有の可能性があります。
②【壁】クロスと石膏ボード
⇒ボード自体と接着剤にアスベスト含有の可能性があります。
③【壁】巾木
⇒接着剤にアスベスト含有の可能性があります。
④【床】タイルカーペット
⇒接着剤にアスベスト含有の可能性があります。
上記にアスベスト含有の可能性がありますので、工事関係箇所のアスベスト調査が必要です。
調査の必要性
建材に軽微な損傷しか与えないケースはアスベスト調査は不要です。具体的には釘抜きだけで完了する解体作業や、釘打ちで完了する改修工事などがこれに該当します。
それ以上の損傷を与える工事には調査が必要になります。
今回の様な施工型パーテーションの設置(撤去の場合も同じ)は調査の必要がある工事になります。
検体採取に関して
ご依頼主様からお伺いしたパーテーションの設置予定箇所から、極力目立たない様に採取しています。補修はテープなどの簡易補修になります。