2024年6月、千葉県船橋市にて、建築金物工事を行う企業様よりご依頼いただき、3階建て食品工場の事務棟の石綿含有建材事前調査を行いました。目視調査、サンプリング、分析検査の結果、クリソタイルのアスベストが0.1-5%含有していることが確認されました。
調査概要
調査年月
2024年6月
調査場所
千葉県船橋市
依頼者
建築金物工事を行う企業様
調査内容
調査対象箇所
3階建て食品工場の事務棟の天井、壁、床など全18箇所
使用された調査方法
目視調査、サンプリング、分析検査
調査結果
アスベスト含有の有無
含有あり
分析結果
含有率:0.1-5%
検出されたアスベストの種類
クリソタイル
調査後の対応:推奨される対応策
調査箇所全18箇所のうち、11箇所にアスベストが含まれておりました。除去工事もしくは飛散防止対策をしたうえで工事を実施していただくよう、ご提案しました。
写真
採取前写真
採取中写真
採取後写真
調査のポイント
アスベストが含有されていた11箇所のうち、10箇所がトイレから検出されました。トイレには水回りがあるため、耐腐食性の高いアスベスト含有建材が用いられることが多く、アスベストバスターズが過去に調査したなかでも、トイレに使われている建材に含有されている割合は、かなり高いです。古い建物のトイレの工事を行う際には、特にアスベストの存在に注意を払い、適切な調査と対策を講じることが重要です。