整流器更新工事に伴う石綿含有建材事前調査

2025年8月、神奈川県横浜市のオフィスビルにおいて、整流器更新工事に先立つアスベスト事前調査(一次スクリーニング+サンプリング)を実施しました。採取した試料はJIS A 1481-1に準拠した偏光顕微鏡法で分析し、試料の性状に応じ灰化処理を実施。結果、地下1階電気室の床材は「アスベスト含有なし」と判定されました。調査は有資格の建築物石綿含有建材調査者が対応し、法令に基づき迅速に報告書を作成しました。
目次

調査概要

調査年月 2025年8月 調査場所 神奈川県横浜市 依頼背景 整流器更新工事に伴い、工事影響範囲となる基礎部分の床材におけるアスベスト含有有無の確認が必要となったため。

調査内容

調査対象箇所 地下1階電気室:床材(コンクリート・モルタル) 使用調査方法 現地目視・層別観察、サンプリング、偏光顕微鏡による定性分析(JIS A 1481-1準拠/灰化処理実施)【アスベスト 調査 JIS規格】

調査結果

アスベスト含有の有無 検体No.001(地下1階 電気室 床材):含有なし
検体No.001(床材) 採取場所:地下1階 電気室 整流器基礎部分 判定:アスベスト含有なし 分析方法:JIS A 1481-1(偏光顕微鏡・定性/灰化処理対応)

写真

以下は地下1階電気室での採取前・採取中・採取後の記録写真です。

採取前写真

アスベスト調査における検体採取時の画像のひとつで検体採取前の画像
地下1階 電気室 整流器基礎部分 床材 採取前

採取中写真

アスベスト調査における検体採取時の画像のひとつで検体採取中の画像
地下1階 電気室 整流器基礎部分 床材 採取中

採取後写真

アスベスト調査における検体採取時の画像のひとつで検体採取後の画像
地下1階 電気室 整流器基礎部分 床材 採取後

調査のポイント

依頼の経緯

電気室内の整流器更新に伴い、床面への穿孔等の加工による粉塵の飛散が想定されるため、石綿障害予防規則に基づく事前調査を実施しました。

コンクリート・モルタルにアスベストが含有する可能性と理由

今回は「含有なし」という結果でしたが、古い建物のコンクリートやモルタルには、繊維補強やひび割れ防止、施工時の粘性向上の目的でアスベストが混入されている事例があり、目視確認のみでは含有の判別がつきません。特に重量設備を設置する基礎部分などは、強固な施工が求められるため注意が必要です。見た目だけで判断せず、適切なサンプリング分析を行うことが重要です。

分析結果

以下は採取した建材を層別に分析した結果です。 どちらの層にもアスベストは含有していませんでした。 検体No.1(地下1階 電気室 床材) ・層1:セメント質(灰色)・・・含有なし ・層2:セメント質(ライトグレー色)・・・含有なし 分析方法:JIS A 1481-1(偏光顕微鏡・定性、試料性状により灰化処理実施)

現地調査と対応

現地では工事範囲を確認したうえで、できる限り目立たない箇所から試料を採取しました。 上記の分析結果の様に、採取した建材を層別で観察する必要があります。 そのため、採取した検体が粉状ではなく、ある程度の形を保った状態で採取する必要があります。 正確な分析結果を出すために、目立たない箇所で採取しつつも分析に必要な量の採取をしました。 分析に必要な量はおよそ100円玉ほどの大きさです。(ただし必要量は建材によります) 目立たない箇所が無い場合は、工事をされる箇所が決まっている場合は、極力その箇所から採取します。 工事範囲が決まっていない場合でも、専門スタッフが現地で採取必要箇所の中から目立たない採取箇所を選定します。 経験豊富なアスベストバスターズの専門スタッフにお任せください。 改修・解体などに伴うアスベスト調査やサンプリングのご相談は、アスベストバスターズまでお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら
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ライター情報

アスベストバスターズ編集部は、アスベスト調査・除去に関する専門的知識を提供する編集チームです。
読者が直面するかもしれない問題に対処し、安全な作業環境を保証するための実用的なアドバイスと正確な情報を提供することを使命としています。アスベストバスターズ編集部は、アスベスト関連の最新情報を分かりやすく解説し、読者に信頼される情報源であり続けることを目指しています。

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